臨終
■ 病院の場合
(1)医師が臨終を告げたら、看護婦が処置をします。処置が済んだら新しい着物に着替えさせます。従ってご遺族は、着替えの衣服をあらかじめ用意しておかなければなりません。
(2)遺体の搬送 遺族の手で運ぶか葬儀社を手配してもらいます。
(3)支払い 遺体引取り前に病院への支払いをすませます。
(4)死亡診断書を書いてもらいます。
(5)死亡診断書を持って役所の戸籍係へ行き「火葬許可書」もらいましょう(これがないと火葬してもらえません)その際に届人の三文判を忘れずに。。
■ 自宅の場合
(1)主治医もしくは近所の医師や119番通報をして死亡確認してもらいます。
(2)末期の水
  新しい筆の穂先か、割箸の先にガーゼや脱脂綿を白糸でくくり、
  茶碗の水に浸してご遺体の唇をぬらすようにします。
(3)湯灌
  以前はご遺体を拭くことだけで湯灌に代えていましたが、
  現在では湯灌業者に依頼(有料)してご遺体を清めることが多くなっています。
(4)装束を着付け、旅立ちの身づくろいをします。
(5)死化粧 男性ならひげを剃り、女性なら薄化粧を施します。
(6)死亡診断書を書いてもらいます。
(7)死亡診断書を持って役所の戸籍係へ行き「火葬許可書」もらいましょう(これがないと火葬してもらえません)その際に届人の三文判を忘れずに。
■ 海外で死亡したとき
遺体の引き取り方法は外務省から説明を受けますが、次のような書類が必要です。
(1)現地医師の死亡証明書(日本大使館又は日本領事館の署名が必要です)
(2)在大使館または日本領事館発行の埋葬許可書
(3)現地葬儀社発行の防腐処理証明書


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